
ペアーズで「ライム」という言葉を見掛けたことはありませんか?
- 「ライムってなんだろう?」
- 「ラインに似ているけど何か関係あるのかな?」
- 「ライムを使っている人は業者なの?」
など、ライムについて色々と気になっているのではないでしょうか。
ライムの意味がわからないと、使う相手を信頼していいのか判断できないですよね。SHINYA
そこで今回は、ライムの意味を紹介しつつ、この言葉を使う相手が業者なのかについて徹底解説していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
Pairs(ペアーズ)で見掛ける「ライム」の意味とは?
ライムとは、業者がよく使う「ライン(LINE)」の隠語のことです。
業者はなぜラインではなく、わざわざ隠語であるライムを使っているのでしょうか。SHINYA
ペアーズでは、初回メッセージやつぶやきなどにラインIDを載せることが禁止されています。
もし初回メッセージで「ライン」という言葉を使ってしまうと、規約違反でアカウントが凍結されてしまうかもしれません。
だから業者は、一見ラインとわからない「ライム」という隠語を使うんですね。
そうしてLINE交換に成功したら、ペアーズ運営の目が行き届かないLINE上で詐欺行為をはたらいてくるでしょう。
「ライム」を使う人は業者の可能性大なので、どんな美男美女でも即通報やブロックして避けることをおすすめします。
【公開】「ライムの番号」をラインに追加した結果
「ライム」という言葉を使う人は本当に業者なのかを確かめるべく、「ライムの番号」をラインに追加するとどうなるのか?を検証してみました!
ラインに追加した結果何が起きたのか……以下でさっそく見ていきましょう!SHINYA
他サイトへの勧誘された
1件目のライム番号では、ID検索で出てきた相手とトークのやり取りを続けていると、突然他サイトへ勧誘されました。
具体的なやり取りは以下の通り。
著者:「ペアーズからきましたー!よろしくお願いします!」
相手:「こんにちは、はじめまして、どこにお住まいですか」
著者:「関東です!」
――しばらくやり取りを続けた後
相手:「すみません、ちょっと事情が出来てLINEが使えなくなるんです」
著者:「あーそうなんですね…」
相手:「すみません…
https:/XXXlis45ja.XXXsite.com/XXXX
こちらの一番下のcontact meのボタンを押して頂ければ
メッセージが出来るようになるのでお願いできますか?」
やり取りを続けていると「ラインが使えなくなる」と言われ、代わりの連絡手段として他サイトに勧誘する手口でした。
ラインが使えなくなることなんてまずないので、かなり怪しいですよね……。
不自然さを感じて相手のアカウントを再確認したところ、なんとペアーズを退会していました。
このような「勧誘後の即ブロック・退会」は業者の特徴の一つです。
他サイトへの勧誘が済んだら、ペアーズでやり取りすることはもうありませんからね。
むしろつながりを残していると、通報によってアカウントが凍結されるリスクがあります。
先にブロック・自主退会しておけば被害者が何もできなくなるので、安全に悪事を働けるんですね。
以上の理由から、他サイトに勧誘されたら相手は高確率で業者であると言えます。
勧誘された場合、リンク先には決してアクセスしないように気を付けておきましょう。
投資詐欺に誘導された
2件目のライム番号では、投資詐欺に誘導されました。
詳細なやり取り内容は以下の通りです。
著者:「ペアーズからきましたー!よろしくお願いします!」
相手:「追加してくれてありがとう。あなたにお会いできて私はうれしいです!」
著者:「お綺麗ですね!」
相手:「そうではないですが、ありがとうございます。」
――しばらくやり取りを続けた後
相手:「コロナの影響を受けて家で仕事をしています。投資の勉強をするのが好きです。」
相手:「一緒に投資をしてみませんか?」
まず、機械翻訳したようなぎこちない日本語を多用しているのがすごく気になりました……。
そもそも、親密になりたいと思っている相手にいきなり投資の勧誘をするなんておかしいですよね。
こういうアカウントは業者の可能性が高いので、即ブロックして縁を切りましょう。
今回は怪しい文章や会話の流れで気づけましたが、中にはもっと自然に勧誘してくる狡猾な業者も存在します。
自分は騙されないと思い込み、油断しないようにしてください。
ちなみに、こちらの相手もすでにペアーズを退会していました。
通報されてアカウントが凍結されると、そのときに使用していた身分証明書で二度と登録できなくなります。
しかし自主退会なら30日間経つと再登録が可能なので、凍結を避けられるのです。
ライン交換後にペアーズを退会しているかどうかは、業者を見極めるための重要なポイントになるので、押さえておきましょう。
ラインIDが見つからない
3件目のライム番号では、検索してもそもそもラインIDが見つからないという結果に終わりました。
IDが見つからないのは、以下のような事情が理由として考えられます。
- 相手がラインIDを打ち間違えている
- 自分がラインIDを見間違えたり打ち間違えたりしている
- 相手の端末でラインの年齢認証が完了していない
- 相手がラインでIDによる友達追加を許可していない
ラインIDをそのまま載せれば打ち間違いなど起きないはず。
でも業者の場合、ペアーズ運営による監視の目を逃れるために一見ラインIDとわからない複雑な書き方をするので、間違える可能性があるんですね。
また、ラインではトラブル防止のため、年齢認証が完了していないとID検索機能を利用できません。
この年齢認証には大手携帯会社のシステムが採用されているので、業者が格安SIMを使っている場合など、年齢認証自体ができないこともあります。
加えて、検索される側が設定で許可していないとID検索を行えません。
以上の理由から、業者側の不手際で検索結果に表示されていない可能性もあります。
ちなみに、QRコードを使えばいずれの状態でもライン交換ができてしまいます。
非常に危険な行為なので絶対にやめてくださいね。
「ライム」の取り締まり状況は?
「ライム」の取り締まり状況について公式発表はされていません。
しかし以前より目にする機会が減っているので、これまでより厳しくなっている可能性が高いです。
2021年12月時点のペアーズでライムを見掛けることはほとんどありません。
実際、筆者が以下の方法で約7,000人のつぶやきを調査したところ、ライムを使うアカウントは一つもありませんでした。
- 以下のように条件を設定して、パートナー検索を実施。
- 表示されたアカウントのつぶやきにライムが含まれるかどうかを目視で確認。
- 条件1で6,000人、条件2で1,000人ほどのつぶやきを調査。
<条件1>
居住地:日本の全ての地域
年齢:すべて(18歳~65歳)
<条件2>
居住地:海外
年齢:すべて(18歳~65歳)
調査結果から判断すると、やはりライムを見る頻度が減っているようです。
それもそのはず!
今のペアーズは、24時間365日目視による監視を続けている安全性の高いアプリなんです。
なのでライムを含む規約違反につながる言葉は、すぐ運営に見つかります。
もし規約違反と判断されると強制退会処分となり、同じ身分証では二度と登録できなくなってしまいます。
業者はパターンを変えて勧誘を繰り返す
ライムの対策が進んでおり一安心かと思いきや、業者はパターンを変えて勧誘を繰り返しているんです。
一つの手口が運営側に規制されても、すぐほかの手を使ってくるんですね。SHINYA
そこでここからは、業者による被害を防ぐために、最新の勧誘手口や業者特有のメッセージについて解説していきます。
業者かどうか見分けるときの参考にしてください!
記号を組み合わせる
ペアーズでは「ライム」に対する規制が強化されています。
その結果、業者の対抗策として、似た見た目の記号を組み合わせて「LINE」を表現する手口が使われています。
実際にペアーズのつぶやきを探してみると、以下のような文字列を見かけました。
- ∟ΙШ∈
- Lⅰňe
- L iй e
- しln モ
- 1iNe
- ΙιΝΕ
- L | |\|E
こちらはほんの一部で、数え切れないほどのパターンが作られています。
いくら優秀なペアーズ運営といえど、全パターンに対して規制をするのはなかなか難しいでしょう。
ラインIDの公開行為が解禁されたわけではありませんが、このような裏技を使うアカウントは業者の可能性が非常に高いと言えます。
自分から連絡を取らないようにするのが無難です。
新たに「直接連絡するD○○」のパターンが増加?
「直接連絡するD○○(番号)」という表記で連絡先を伝えようとする新手のパターンも増加しています。
ペアーズ運営が目視による監視を強化していますが、くれぐれも注意してください。
ラインを連想させる表記が少しでも入っていると、パターンを変えたところでいずれ見つかります。
そこで業者が目を付けたのが『直接ラインをイメージさせる言葉を除く』という方法です。
連絡先交換の手段は大半がラインなので、間接的な表現でもラインIDだと伝わるんですね。
興味本位でラインを追加するとトラブルのもとになるので、「直接連絡するD○○(番号)」という表記見かけても無視しておきましょう。
「返信に不便です」が目安となる
「返信に不便です」という文言も、相手が業者がどうかを判断する一つの目安となります。
なぜならこちらは、業者が使い続けている決まり文句だからです。
業者は複数アカウントを利用しているので、それぞれのプロフィールやメッセージを作りこむ手間を嫌います。
また、海外の業者が日本語の文章を新たに作ると、ボロが出てしまいます。
このような事情から、業者はテンプレートや同じ言葉を流用する傾向があるんですね。
日本人の一般利用者が、業者の不自然な日本語を真似る理由はありません。
なので「返信に不便です」というセリフを使ってきたら業者と判断してよいでしょう。
怪しいと感じたら避けよう
今回は「ライムの意味とは」「ライムという言葉を使ってくる相手は業者なのか」について徹底解説しました。
業者はあの手この手で運営の目をかいくぐり、利用者に近づいてきます。
「ライム」のような既存の手口が規制されても、またすぐに別の方法を使ってくるんです。
もし怪しいと感じるアカウントに遭遇したら、今回ご紹介した業者の特徴と一致しなくても避けておくのが無難と言えます。
怪しいアカウントは即ブロックし、安全にペアーズを利用してください!
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